ブランディングと
企業ブランディングの
違い
企業ブランディングの登場
デービッド・A・アーカーによる<ブランド・エクイティ戦略>が日本で上梓されたのは1994年。ブランディングという言葉が一般的に使われ始めたのはその頃です。
当初のブランディングは、ブランドによって競争優位を生み出すマーケティング活動を意味しており、事業や商品の収益強化が主な目的でした。
しかし2000年を過ぎた頃からその系譜とは異なるブランディングが登場します。それは企業ブランディング。単に企業の競争力を高めるだけでなく、アイデンティティを強化し、社員エンゲージメントや社会的評価の向上を目指すことで企業の求心力を高めるブランディングです。
企業の競争力と求心力を高める企業ブランディングは、企業全体の持続的な成長と成功を支える重要な取り組みとなっています。