株式会社JIMOSの改革。
受け継がれてきた本質による、
理念再構築プロジェクト。

JIMOS

JIMOS

ジモス

ブランド価値の社内浸透と
社外発信の強化。

株式会社JIMOS(ジモス)は、福岡と東京を拠点に化粧品事業を展開しており、顧客満足度を特に重視した対応で高い評価を得ています。自社製品の品質へのこだわりと、長年にわたる顧客との信頼関係を基盤に成長してきましたが、企業理念に関して課題がありました。異なる事業や場面ごとに異なる価値観が表現され、企業全体として一貫したメッセージを発信することが難しくなっていたのです。これにより、社外や社内への価値観や方向性を伝えづらくなっていました。

この課題解決を目指し、当社の支援による理念再構築プロジェクトをスタート。従業員が共通の価値基準を持ち一体感を高めること、そしてブランドの価値を一貫して社外に発信することを目指しました。

グランディットのブランド調査、ブランド分析1

最大の課題は、
理念共有ができていないこと。

JIMOSは、理念の共有ができていないことが最大の課題でした。理念そのものは存在していましたが、事業ごとに異なるメッセージが表現されており、社員や顧客に対して会社の価値観や方向性がうまく伝わっていませんでした。

その結果、従業員が企業のビジョンに誇りを持ち、共通の価値基準に基づいて業務を遂行することが難しい状況となっていました。この課題を解決すること、つまり企業全体で理念を共有し、一丸となって事業活動を推進することが、今後の成長にとって不可欠であると経営陣は認識していました。

  • ジモスのブランド調査、ブランド分析

理念の本質化と、
実効性のある浸透施策。

ブランディング作業に着手したフォアビスタは、事業展開や経営資源の視点からもJIMOSブランドを多角的に分析。まず、時代の変化や経営陣の交代によって、理念や価値観の言葉がいかに変遷しながら、どのように増えてきたのかを可視化することから始めました。

今回のようなケースでは、単に新しい理念を創り出しても、言葉が増えるばかりで元の木阿弥となりかねません。そこで、これまでの理念や考え方の変遷を丁寧に紐解き、そこに浮かび上がる「受け継がれてきた本質」を探ることで、未来に向けた理念の核を見つけることが重要だと考えました。

このような地道な作業を経て、JIMOSならではの新しいミッションである「one to only one 誰かではなく、たった一人のあなたのために。」と、新しいビジョンである「笑声(えごえ)数 No.1企業」を策定します。これにより、JIMOSブランドとしての方向性が明確になり、従業員や顧客に対しても統一されたメッセージを発信する基盤が整いました。

新しい理念を効果的に社内に浸透させるため、本プロジェクトではブランドブックと理念ポスターを理念浸透ツールとして導入しました。ブランドブックは、理念や価値観を明文化し、従業員が日々の業務でその意義を意識できるガイドラインとして機能します。また理念ポスターは、オフィス内の目立つ場所に掲示することで、従業員によるリマインドと実践をサポート。来訪者に対してもJIMOSのブランドや価値観を印象深く伝える役割を果たします。

新しい理念が生んだ
一体感と好業績。

'新しい理念の導入後、社内の一体感が強化され、従業員のモチベーションが向上しました。新たに策定された「one to only one」のミッションと「笑声数 No.1企業」のビジョンは、社員にとって明確な方向性となり、自信を持って業務に取り組む基盤を作りました。

プロジェクト後に会社設立20周年を迎えたJIMOSは、新たな理念の導入によって社内の一体感が強まり、従業員のモチベーションも向上しています。さらに、自社ブランドへのロイヤリティと誇りも高まっており、そうした意識の変化が業務実績にも反映され、目に見える成果を生み出しています。

浸透と発信を推進する、
ブランドブックと理念ポスター。

ジモスのブランドブック制作1
  • ジモスのブランドブック制作2
  • ジモスの社内浸透ツール制作

株式会社JIMOSの改革。
受け継がれてきた本質による、
理念再構築プロジェクト。

株式会社JIMOSの改革。受け継がれてきた本質による、理念再構築プロジェクト。

Detail

業種別
ブランディング別
クライアント本社所在地
  • 福岡県、東京都
ソリューション別
  • ブランド・エンビジョン
  • 理念/MVV/パーパスの評価
  • 各種のブランド調査・ブランド分析
  • 従業員プロファイリング(従業員クラスター分析)
  • 従業員インサイト
  • ブランドマネジメント戦略の立案
  • 理念の策定
  • MVVの策定
  • ブランドメッセージ開発