進化を続けるインナー
ブランディング
大手企業だけでなく
中堅・中小企業にも
インナーブランディングが登場したのは2000年代初頭のことです。企業ブランディングの一環として、先駆的な企業が社内向け(インナー)施策に取り組み始めました。
しかし2008年に金融危機が起きてからは、インナーブランディングに変化が生じます。従来の目的は「従業員の生産性と効率性の向上」でしたが、「企業と従業員の価値観の共有」という目的が重視されるようになるのです。
そして2020年代、上場企業の多くが従業員とのエンゲージメント強化を重要な経営課題として位置付けています。エンゲージメント強化にも機能するインナーブランディングは、大手企業だけでなく中堅・中小企業にとっても、今後ますます重要な取り組みとなっていくことでしょう。