ブランドの課題
失われてしまった
企業イメージの統一感
世界第2位の計量器・POSシステムメーカーである寺岡精工。日本では「TERAOKA」、海外では「DIGI」として事業を展開している同社は、1925年の創業以来、日本初の「商用バネばかり」、世界初の「デジタル料金はかり」や「感熱印字方式のバーコードプリンター」など、常に先駆的な新技術を持つ製品を世に送り出しています。
そのような寺岡精工は、「新技術」だけでなく「経営革新」も経営理念に掲げています。その一環として、事業の合理化と活性化を目指したビジネスユニット制を導入しましたが、この取り組みは一つの問題を引き起こしていました。
各ビジネスユニットが独自にセールスツール(製品カタログ)を制作するようになったことで企業のブランドイメージが分散し、統一感が失われてしまったのです。