ブランディングの
必要性
企業ブランディングこそ
営業戦略の鍵
株式会社ヨゼフ商会は、私立のキリスト教系女子校を主な顧客とする制服メーカー。従業員10名以下の小規模企業ながらも、採寸を行なって半オーダーメイドで仕上げる制服の品質やデザインには定評があり、長年にわたり東京都内を中心とした有名女子校と取引を行っています。同社は顧客である学校や生徒からの支持も厚く、安定した取引基盤を確保しながら持続的に経営を続けています。
しかし、制服メーカーである以上、少子化の影響を避けることはできません。学生数の減少により今後の市場規模が縮小していくことが見込まれるため、既存顧客を大切にしながらも新規顧客を開拓していく必要があります。
新たな女子校との新規取り引きを目標に掲げたヨゼフ商会は、そのために必要な「信頼感の醸成」、「顧客ニーズに応える提案力の発信」、「良好な企業イメージのアピール」には、企業ブランディングが有効だと判断します。自社のブランディングによって、競争の激しい学制服市場の中で差別化を図り、小規模ながらもブランド価値を高めることで、これまでとは異なる女子高にアプローチできると考えたのです。