GRANDIT miraimil

GRANDIT miraimil

GRANDIT

ブランディングの
タイミング

企業としての成長を
確かなものとするために

年商100〜1,000億円規模の中堅企業向けERP(基幹システム)として高いシェアを持ち、着実な成長を続けるGRANDIT(グランディット)。日本の商習慣に合った純国産ERPとして、様々な業種のクライアントから根強く支持されています。このGRANDITブランドを提供するGRANDIT株式会社は、企業としての業績拡大を目指して、年商100億円以下の企業をターゲットとする新しいERPサービスの提供を決定しました。

同社は、9ヶ月後に市場投入予定の新しいERPサービスのため、効果的なブランド戦略が重要であると判断し、ブランディング業務を外部の専門会社に委託することを決定します。コンペに参加した5社のブランドコンサルティング会社は、それぞれの専門知識を活かした提案を提示。具体的な実施計画、ブランディングの実績やノウハウ、コストパフォーマンスなど、複数の観点から慎重に委託先の選定が行われました。

その結果、実施計画が特に具体的かつ実現性が高く、インフォコムグループへの支援実績も豊富なフォアビスタが、新ERPサービスのブランディングを担当することになりました。



  • GRANDIT miraimilのブランド調査、ブランド分析
  • GRANDIT miraimilのブランド調査、ブランド分析

戦略的なアプローチ

エモーショナルと
ファンクショナルの両軸

GRANDIT miraimilのブランド調査、ブランド分析

新ERPサービスの最大の特徴はクラウド型であることです。オンプレミス型と比べると導入コストが格段に安く、運用や保守の負担も軽減できるなど、リソースの限られる中小企業にとって多くのメリットがあります。また、成長に応じた柔軟な拡張性を持ち、将来的なビジネスの変化にも対応しやすい設計であるところも中小企業のニーズに合っています。

当社が実施したブランド調査の結果、既存のGRANDITには。業務支援の基幹システムという機能に留まらず、「企業の成長を支える」という思想が根底に息づいていることが浮き彫りになります。そうした情緒的要素と、クラウド型として新たに備えられた機能的要素を両軸にして、新ERPサービスのブランド戦略の策定が進められました。

ブランド
ストラテジー

差別化と相乗効果を
両立するブランド戦略

GRANDIT miraimilのブランド調査、ブランド分析

企業が新たなサービスを市場に発信する際には、自社視点で製品の優位性や特徴を強調するあまり、実際の顧客にとっての価値や共感を十分に伝えられないケースが少なくありません。特に自社の技術や機能面での利点を強調しすぎると、顧客の視点や実際のニーズから離れ、共感や信頼を得にくくなるという課題が生じがちです。今回の新ERPサービスの事業計画書においても、当初はそのような傾向が見られ、顧客の期待や理解を得るには改善が必要だと考えられました。

このような状況を踏まえ、当社は先ず「顧客となる中小企業の経営者や実務担当者にとって“私のもの”と感じてもらえるブランドを構築する」という基本方針を掲げました。つまり中小企業の経営者や実務担当者にとって、新ERPサービスが単なる業務効率化ツールではなく、企業成長の伴走者として不可欠な存在となることを目指したのです。

中堅企業向けの「GRANDIT」、そして中小企業向けの「新ERPサービス」。両ブランドで差別化を図りながらも、両ブランドが相乗効果を発揮できるよう、合理的かつ実践的なブランド戦略の策定を行いました。

ワンストップサポート

4つの成果を
4ヶ月で終了

GRANDIT miraimilのブランド調査、ブランド分析

4ヶ月間に及ぶブランディングプロジェクトで、まず最初に着手したのはブランドの中核となる「ブランド戦略」の策定です。この中で、新ERPサービスが掲げるビジョンやミッション、ポジショニングなど、ブランドの方向性を定めるためのコンセプト立案を行いました。

次に、新ERPサービスが顧客にとって親しみやすく、かつブランドの理念を反映するものとなるよう「ネーミング開発」に取り組みました。ネーミング開発は同一調査(=同一商標を確認するスクリーニング調査)を行いながら慎重に進め、特許事務所を介しての商標調査、商標登録までサポート。そして、本ブランドならではのアイデンティティを構築するために「ロゴマークの制作」を行いました。

さらに、新ブランドのコミュニケーション展開の基盤として、「Webサイトのフォーマットデザイン」も制作しました。Web開発には専門チームが存在するため、当社では①全体のレイアウト設計、②基本カラーとフォントの設定、③ボタンやリンク、ナビゲーションメニューなどのインターフェースデザインにより、Webデザインにおける骨組みを整備しました。

クライアントサクセス

計画を上回るペースで
顧客を獲得

プロジェクトが終了して5ヶ月後(ブランディングに着手してから9ヶ月後)、新ERPサービスは無事にローンチしました。その名は「GRANDIT miraimil(グランディット ミライミル)」。miraimilは、日本語の「未来」と「見る」を組み合わせた造語で、未来への柔軟な拡張性を持ち、未来のビジネスの変化にも対応ができるような統合型ERPであることを表現しています。

ローンチ後の反応も上々で、“未来を見る”統合型ERPとしての市場認知の高まりもあって、当初の計画を上回るペースで顧客を増やしています。



  • GRANDIT miraimilのロゴマーク開発
  • GRANDIT miraimilのロゴマーク開発
  • GRANDIT miraimilのCI/VI開発
  • GRANDIT miraimilのCI/VI開発

差別化と相乗効果を両立する
ブランド戦略

差別化と相乗効果を両立するブランド戦略

Detail

業種別
ブランディング別
クライアント本社所在地
  • 東京都
ソリューション別
  • ブランド・クリエイション
  • ネーミング開発
  • ブランドメッセージ開発
  • ロゴマーク開発
  • VI(ビジュアルアイデンティティ)開発
  • ロゴマーク(VI)ガイドライン制作
  • 商標調査、商標登録