花王のネーミングの由来
“顔を洗う石けん”
話は1890年(明治23年)に遡ります。
花王の前身である洋小間物商「長瀬商店」を営んでいた長瀬富郎が「化粧石けん」を販売するにあたって、「洗濯用の石けん」との違いを消費者に伝いたいと思いました。
そこで、皮膚を刺激しない高品質な石けんであることを印象づけるために「顔を洗う石けん」ということを強調しようと考え、「顔」に発音が通じる「花王」という名前で化粧石けん(「花王石鹸」)を発売したのです。
1925年(大正12年)に「永瀬商店」は「花王石鹸株式会社長瀬商会」と商号を変更します。それから「花王石鹸株式会社」という名前を経て現在の「花王株式会社」に至っています。
参照:YOMIURI ONLINE、花王の企業概況