ブランドネームの由来

崎陽軒の
ブランドネームの由来“日が昇る岬”

崎陽軒のブランドネームの由来“日が昇る岬”
崎陽軒のネーミングの由来

“日が昇る岬”

「崎陽」は江戸時代の長崎の呼称。藩の名前は肥前ですが、海から長崎に渡ってくるとちょうど長崎の方から朝日が昇るから、“日が昇る岬”という意味で「崎陽」と呼ばれていました。
 
実際に今も長崎には「崎陽」を使ったお店とか団体が沢山あります。
 
崎陽軒は横浜名物なのにどうして長崎に関係してるかというと、創業者の久保久行が長崎出身だから。でもご本人によるネーミングではないのです。
 
久保は日露戦争の頃、横浜駅長を努めていました。そして退職後は、無収入の苦しい生活をしていて、それを見かねた知人の高橋善一(後の東京駅長)が収入を得る手段として、横浜駅に売店を出店することを勧めてくれました。
 
しかも単に勧めてくれただけではなく、大阪駅に構内営業権を持つ「水了軒」の松塚孫三郎と掛け合ってくれたり、国鉄と出店許可交渉も行ってくれました。そうして1908年に崎陽軒は創業します。
 
ネーミングは高橋と松塚の合作とのこと。お二人は久保の前途を祝すために、久保の出身地にあやかった幸先の良い名前として「崎陽」を選んだのです。
 
 
参考:崎陽軒HP

関連情報

  • ブランディングのナレッジ ブランディングに欠かせない基礎情報ブランディングのナレッジ ブランディングに欠かせない基礎情報
  • ブランドライブラリー ブランド・ブランディングの基本ガイドブランドライブラリー ブランド・ブランディングの基本ガイド
  • ブランディングBooks ブランディングに役立つ書籍の紹介ブランディングBooks ブランディングに役立つ書籍の紹介
  • ブランドネームの由来 ブランドネームの意味と物語ブランドネームの由来 ブランドネームの意味と物語
  • ブランドメッセージ ブランドメッセージの背後にある戦略とは?ブランドメッセージ ブランドメッセージの背後にある戦略とは?
  • 記事・レポート 経営者様・ご担当者様向けコンテンツ記事・レポート 経営者様・ご担当者様向けコンテンツ

この記事・レポートについて

この記事・レポートは、20年以上にわたるブランディング実績と、ブランド戦略に関する最新事例の研究に基づいてフォアビスタ株式会社が執筆したものです。ブランディングにおける課題解決の糸口、戦略実行のヒント、実施施策のノウハウを提供しています。

この記事・レポートについて
そのブランドに、次の一手を。経営視点のブランディングで、成長を加速させる会社です。そのブランドに、次の一手を。経営視点のブランディングで、成長を加速させる会社です。お問い合わせフォームお問い合わせフォーム