ブランドメッセージの由来
「小林製薬」の
ブランドメッセージとは?
- ① “あったらいいな”をカタチにする
- ② “あってもいいな”をカタチにする
- ③ “あったんかいな”をカタチにする


正解は①。
このブランドメッセージには2つの意味が込められています。
1つは「今までにない新しい需要や市場を創造する製品やサービスを開発して、社会に提供していく」という事業への想い。もう1つは「それ(↑)によって小林製薬グループの企業価値向上を目指す」という事業方針です。
そんな小林製薬の商品開発は、「この技術を活かして何か新製品をつくろう」という“プロダクトアウト型”ではなく、「こんなモノがあったらいいな。生活がもっと楽しくなる、便利になるな」という“マーケットイン型”に重点を置く姿勢のようです。
その姿勢は製品のネーミングからもわかります。
・アイボン「目の洗浄液」
・あせワキパット「ワキの下用パット」
・アッチQQ「やけど時の救急冷却スプレー」
・ケシミン液「シミ対策用化粧水」
見事なまでに顧客視点のネーミング!
一見「ダジャレ」とか「そのまんま」とか揶揄されそうですが、それらのネーミングは「“あったらいいな”をカタチにする」という小林製薬のブランド・アイデンティティの実証でもあるのです。
この記事・レポートについて
この記事・レポートは、20年以上にわたるブランディング実績と、ブランド戦略に関する最新事例の研究に基づいてフォアビスタ株式会社が執筆したものです。ブランディングにおける課題解決の糸口、戦略実行のヒント、実施施策のノウハウを提供しています。

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