ブランドネームの由来
金鳥の
ブランドネームの由来
“鶏口と為るも牛後と為る無かれ”



“鶏口と為るも牛後と為る無かれ”
金鳥のネーミングは、中国史上初の歴史書「史記」の一節に由来しています。
その史記の中にある「蘇秦伝」に、秦に対抗するため、韓、魏、趙、燕、楚、斉の王たちに同盟を結ぶように説いた中国戦国時代の遊説家・蘇秦の一節があり、「鶏口と為るも牛後と為る無かれ(それぞれ小国であっても一国の王としての権威を保つべきだ。秦に屈服しちゃいけない)」と説くのです。
この一節を信条としていた創業者の上山英一郎が1900年に特許を取得していた“渦巻型蚊取り線香”の商品名として商標登録したのが「金鳥」。業界の先駆者として「鶏口」となる気概を、「金の鳥」というネーミングに込めたのです。 金鳥のトレードマークが“鶏の全身”ではなく“頭(カシラ)の部分”であることも納得できます。
参照:金鳥HP
この記事・レポートについて
この記事・レポートは、20年以上にわたるブランディング実績と、ブランド戦略に関する最新事例の研究に基づいてフォアビスタ株式会社が執筆したものです。ブランディングにおける課題解決の糸口、戦略実行のヒント、実施施策のノウハウを提供しています。

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