松竹のネーミングの由来


松竹
 

“松竹(まつたけ)の両人”

 

明治時代に劇場を経営していた双子の兄弟、白井松次郎の「松」と、大谷竹次郎の「竹」が「松竹」のネーミングの由来です。
 
双子なのに名字が違うのは、松次郎が白井家に養子に出たから。当時、白井松次郎の劇場は「白井の芝居」、大谷竹次郎の劇場は「大谷の芝居」と呼ばれていました。
 
そして二人が25歳の1902年に「松竹(まつたけ)の両人」と新聞で紹介されたのをキッカケに、2つの劇場を一緒に合わせて「松竹(まつたけ)の芝居」と呼ばれるようになります。その呼ばれ方が気に入ったからか、2人は「松竹(まつたけ)合資会社」とを設立します。そして1920年頃から「まつたけ」を「しょうちく」と呼ぶようになりました。
 
もし松次郎と竹次郎が三つ子だったら、もう一人の名前は間違いなく梅次郎。今の「松竹」は「松竹梅」となっていたかもしれません。

 
 

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