三省堂書店のネーミングの由来


三省堂書店
 

“三つのことを反省”

 

明治14年(1881年)に亀井忠一が創業した古書店業から始まった三省堂書店。出版部門と印刷部門は、それぞれ独立して「株式会社三省堂」と「三省堂印刷株式会社」という別会社になりましたが、どちらも三省堂の名前を今も引き継いでいます。
 
それで、三省堂の「三省」はというと、中国の古典『論語』の一節を引用しています。
 
その一節とは、
曾子曰
吾日三省吾身
為人謀而不忠乎
与朋友交而不信乎
伝不習乎
 
曾子曰く、
私は日に幾度も三つのことを反省している。
人の相談に真心を尽くさないことがなかったか。
友との交際に、信義に欠けることがなかったか。
習熟していないことを教えることはなかったか。
 
そんな「三省」は、三省堂書店の企業理念ともなっています。
 
 
参考:三省堂書店HP、「論語」旺文社

 
 

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