ブランドの課題
理念や想いの言葉があふれ、
整合性を持たせづらい
福岡と東京に本社を構え、主に化粧品を中心に事業展開している株式会社JIMOS(ジモス)。自社製品の品質へのこだわりと、顧客満足度を最優先にした対応で高い評価を得ています。
同社は、ECが隆盛となる以前から先駆的な通信販売の仕組みづくりを行い、人々の暮らしをより豊かにする提案を続けてきました。特に顧客とのコミュニケーションを大切にし、長年にわたって築き上げてきた信頼関係を基盤に、成長を続ける企業でもあります。
そんなJIMOSには企業理念に関する課題がありました。企業理念そのものは掲げられているものの、個々の事業や場面ごとに異なる考え方が表現されており、統一感を欠いていたのです。
このため、企業全体として一貫したメッセージを発信することが難しくなり、社外や社内においても、JIMOSの価値観や方向性を明確に伝えづらくなっていました。この課題を解決すること、つまり企業全体で理念を共有し、一丸となって事業活動を推進することが、今後の成長にとって不可欠であると経営陣は認識していました。