ヤマサのネーミングの由来


ヤマサ
 

“本当は
 「ヤマキ」としたかった”

 

ヤマサの社名は、江戸時代から使われている印(ロゴマーク)が由来です。
 
醤油発祥の地と言われている紀州・広村の出身である創業者の初代濱口儀兵衛は、1645年(正保2年)に醤油作りに適した銚子に渡ってヤマサ醤油を創業します。その際、自分の名前の「儀(ギ)」をとって、山笠のマークに「キ」の文字をあしらったものを暖簾の印として使おうと考えました。
 
ところが、これは出身地の紀州徳川家の船の印と同じ形でした。そこで、濱口は紀州徳川家に遠慮して「キ」を横に倒しにしたところ、「サ」と読めることから、「ヤマサ」を屋号として江戸時代から変わらず使ってきました。
 
ちなみにヤマサマークの右上の「上」という字は、1864年(元治元年)に幕府から「最上しょうゆ」の名が与えられた時、その「最上」を意味するものとしてつけるようになったもの。1928年(昭和3年)の株式会社化に伴い、濱口儀兵衛商店はヤマサ醤油株式会社に変更され今に至ります。
 
本当は「ヤマキ」としたかったのに「ヤマサ」になってしまった訳なのです。

 
 

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